印西市の農地所有者が今すぐできる10の確認|転用・相続・管理の基本

農地を所有している方の中には、
「使っていないけどそのままでいいの?」
相続や転用ってどうすれば?」
と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

農地は、宅地とは異なる法的制限や管理義務があるため、放置すると思わぬトラブルや負担につながることもあります。

今回は、地権者が今すぐできる農地管理の10の確認ポイントをご紹介します。

使っていない土地をどうすべきか迷うときは、『空き地・農地ページ』も参考となります。

今すぐできる10の確認ポイント

1. 登記簿の名義は自分になっていますか?

相続登記が未了だと、農地の売却や転用ができません。
法務局で登記簿謄本を取得して確認しましょう。

2. 地目は「田」「畑」になっていますか?

登記上の地目が農地である場合、農地法の規制がかかります。
現況との不一致がある場合は地目変更の検討も必要です。

3. 農地法の許可が必要な状況ではありませんか?

売買・賃貸・転用などを行う際は、農業委員会の許可が必要です。
無許可での取引は無効になる可能性があります。

4. 耕作・管理はされていますか?

耕作放棄地は、行政指導や固定資産税の増額対象になることも。
草刈りや地盤管理など、最低限の維持が必要です。

5. 農業委員会への届出は済んでいますか?

相続や利用状況の変更があった場合は、農業委員会への届出が必要です。
放置すると指導対象になることもあります。

6. 境界標は設置されていますか?

農地でも境界トラブルは起こります。
隣地との境界標や測量図の有無を確認しましょう。

7. 賃貸・貸付の契約は明確ですか?

口約束での貸し借りはトラブルの元です。
契約書の有無や農地法に基づく手続きの確認をしましょう。

8. 転用の可能性を検討したことはありますか?

市街化区域や調整区域によっては、太陽光発電・資材置場・宅地転用などの可能性があります。
用途地域の確認が重要です。

9. 相続人と話し合いをしていますか?

「誰が相続するか」「農地をどうするか」を事前に共有しておくことで、トラブルを未然に防げます。
遺言書の作成も検討しましょう。

10. 自治体の制度を活用していますか?

印西市や千葉県では、耕作放棄地対策や農地バンク制度などの支援があります。
活用することで管理負担を軽減できます。

農地は「放置」ではなく「計画的管理」へ

農地は、法的にも実務的にも特別な扱いが必要な資産です。
まずはこの10項目をチェックして、現状を把握することから始めましょう。

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【著者】印西市を中心に、空き家・住み替え・相続に関する不動産支援を行う地域密着の不動産実務家(うららか不動産)。日々の現場対応で得た経験をもとに、地域の暮らしに役立つ情報を発信しています。