印西市で土地売却を検討する方へ|公図と地積測量図の違いを比較表でわかりやすく解説

公図と地積測量図とは?

  • 公図(こうず):土地の位置や形状、地番の配置を示す法務局備付けの図面。明治期の地租改正を基に作成されたものが多く、精度は低め。
  • 地積測量図:土地の境界・面積・寸法を正確に示す測量士作成の図面。登記申請時に添付されるもので、精度が高い。

👉 印西市でも、ニュータウン開発エリアは比較的整備された地図が多い一方、旧農地や山林では旧公図しか存在しないケースがあります。

公図と地積測量図の違い比較表

項目公図地積測量図
目的土地の大まかな位置関係を把握境界・面積を正確に確認
精度低い(現況とズレがある場合あり)高い(実測に基づく)
記載内容地番、形状、隣接関係境界点、辺長、座標、求積表、面積
作成根拠不動産登記法第14条4項(地図に準ずる図面)不動産登記法施行規則第17条
存在有無ほぼ全ての土地にある分筆・更正登記時に作成された土地のみ
利用場面概略位置の確認、隣接地調査売買・融資・相続での正確な面積確認

印西市での参考例

  • 相続不動産の売却:旧公図しかないため、境界確定測量を実施 → 地積測量図を新たに作成
  • 千葉ニュータウン中央の土地売却:14条地図と地積測量図が整備されており、スムーズに取引成立
  • 木下エリアの農地転用:公図と現況にズレがあり、測量を経て正確な境界を確定

まとめ

  • 公図は土地の「概略図」、地積測量図は「精密図」
  • 印西市ではエリアごとに整備状況が異なるため、どちらの図面があるかを確認することが重要
  • 売却や相続時には、地積測量図の有無がスムーズな取引のカギ

うららか不動産では、印西市に特化した公図・地積測量図の確認や境界測量サポートを行っています。お気軽にお問い合わせください。

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